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3つの美大予備校に通った私が教える失敗しない美大受験予備校の決め方

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こんにちは、画塾に通い始めて4年目のRINです!

私は、高1から現在まで、合計3つの美大予備校に通いました。

美大予備校を変えた理由は色々あるのですが、色んな美大予備校に通った中で見えてきた、自分に合った美大予備校の決め方を記事にしました!

これから美大受験を控えて通おうかと考えてる方、今の美大予備校に満足していない方の参考になれば嬉しいです!!

その前に、美大予備校って何?と思う方もいるかもしれないので簡単に説明します。

美大予備校は画塾と呼ばれることもあるのですが、芸大・五美大など美大受験をする人がデッサン・色彩構成・着彩・油彩などの勉強をするところです。

講師の先生がいらっしゃるので、その先生達から色んなアドバイスをしてもらったり、周りの人達と競い合いながら自分の画力をUPさせる学校です。

次から、美大予備校を決める際にチェックするポイントをまとめてます。

美大予備校の参考作品をチェックしよう!

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美大予備校にもその予備校ごとに作品の感じが全然違います。

 

ほとんどの美大予備校は、その予備校のHPに参考作品を載せていますので、そこからチェックしてみてください。

 

自分が描きたいような感じの作品が多いのか、色遣いはどんな感じなのか。

 

予備校によって参考作品の印象とかは全然違うので、自分が好きな感じかどうかはすぐに分かると思います。

美大予備校の教室内に作品が飾ってあるのを見てもいいかもしれません。

また、美大予備校は個別面談は常時行っているので、自分のデッサンなどの作品をいくつかの予備校に持っていって、その時に言われたことから決めてもいいと思います◎

講師の方達との相性・講評の仕方は?

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美大予備校に入って、自分が受験まで頑張れるかどうかというのは、講師との相性もとても大きいです。

私は、以前通っていた美大予備校の講師との相性があまりよくありませんでした。

私は、講評とかでもストレートにどこができていないかを言われないと理解しにくい人間なんですが、その講師の先生は遠回しにどこができてないかを言う人だったんです。

だから毎回何が言いたいかがわからずに苦しんでました。

 

こういう場合は、自分の上達のスピードが少し遅くなってしまうので気をつけたがいいでしょう。

 

実際に個別面談を受けるのもいいですが、講習会などに参加して実際に指導してもらったり、講評を聞いたりした方がいいです。

その時にチェックするポイントは次の通りです。

  • 指導は分かりやすいか
  • コミュニケーションは取りやすいか
  • 講評の仕方が分かりやすいか
  • 次に描く時に自分の課題が明確になるか
  • どこができてないか的確に指摘してくれるか
  • 単純に人として自分と合うか

ここをチェックしながら、講習会に参加することで、講師との相性はよく分かると思います!

 

合格実績は必ず見よう

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美大予備校を決める際に、ほとんどの方はチェックするであろう合格実績。

 

これは本当に見たがいいです!

私の友達で美大受験しようと思って入ったところが、美大予備校というよりアトリエって感じで、そこそこの美大なら合格できるような実力はつけられるけど、難しい美大を目指すほどの指導はできないような感じのところでした。

結局その子は浪人してしまって、別の予備校に通うことにしたらしいですが、、、

 

また、美大予備校によっては、1年間の合格実績じゃなくて、5年間の合格実績などで掲示しているところもあります。

結構受かっているなぁと思っても5年間分の実績だったりするので注意してみましょう。

 

コンクールがあるかどうか

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コンクールで実際に仲間と競い合うことは、美大受験の練習にもなるし、自分の実力が今どれくらいあるかが分かるので大切です。

美大予備校というよりは、画塾と言われるような個人塾のようなところはコンクールがない場合もあります。

コンクールは、時間制限が設けられ、実際の入試のように点数がつけられ順位づけもされます。

芸大に受かるなら○点以上必要、多摩美・武蔵美に受かるなら○点以上必要などが書いてあったりします。

 

コンクールでは周りは知ってる人と競い合うかもしれませんが、入試の練習のようなものなので、受験本番の時にそれほど緊張せずに取り組めるようになると思います。

さらに、他の生徒の作品と比べて見ることができたり、自分の実力のほどが分かったりするので、とても参考にもなります◎

設備はどんな感じか

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設備は、上に挙げたチェックポイントほど重視する必要はないかもしれませんが、一応見ておきたいポイントだと思います。

 

私が今まで知ってる中で一番設備がいいなと思った美大予備校では、1人に1つ鉛筆を削るゴミ箱があり、平面構成という絵の具を使ってするものでは1人に1台のテーブルが用意されてました。

また、昼間部などの場合は昼休みなどがあると思いますが、美大予備校の入口にロビーみたいなのがあり、ソファーがいくつか置いてあって、そこでご飯を食べたりすることができました。

 

これは、設備が良すぎるのかもしれませんが、人によっては「トイレは洋式で綺麗じゃないと嫌だ」という人もいるでしょうし、ホコリが溜まりまくっている美大予備校は嫌だと思う人もいるでしょう。

そういう方は設備などをチェックすると良いです。

生徒の雰囲気

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「受験は団体戦」という言葉があります。

これは、美大受験においても同じように言えることではないでしょうか。

 

美大受験をする生徒同士で、互いに切磋琢磨して競い合いながら、時には励ましたりするような仲間がいることはとても大切なことだと思います。

それなのに、生徒同士の絡みがなかったり、派閥のようなものがあったりする場合もあります。

特に、浪人生なら1日のうちの大半の時間を美大予備校で過ごすわけですから、生徒間の人間関係が悪いとストレスがかかり受験によくありません。

 

その美大予備校に入る前は生徒間での人間関係は分かりにくいかもしれませんが、そこに通っている友達などが居れば、聞いてみるのも1つの手でしょう。

 

生徒間の仲がよくて楽しい空間だと、実技に対するやる気も増えて有意義な美大予備校生活を送れます。

 

まとめ

上記にあげた五つのポイントをチェックして美大予備校を決めることで、受験本番の結果も全然変わってくると思います。

やはり、自分に合った予備校を選んだ方が伸びも良いです◎

 

これから美大受験を考えている方、美大予備校を変えたいと思っている方の参考になれば幸いです!!!

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