こんにちは、RINです~
幕末の志士ってかっこいいですよね。藩を、日本を救うためにただひたすらに自分のやるべきことをしたり、自分の主義信条に従って行動したり、、、。
私はそういう歴史上の人物のしたことやその人の思想を学ぶことが好きで、結構色々な本を読みます。
読んでいくうちに、彼らの生き方がミニマリズムと共通するところが結構あるな~と思ったので名言とともに記事にしてみました。
幕末志士×ミニマリズム
幕末志士×ミニマリズム、なぜ幕末志士とミニマリズムが関係するか。
彼らは”日本を救いたい”という志があったから、それ以外の余計なものを捨てたんですよね。
ちなみに、ミニマリズムの意味についても説明しておきます。
完成度を追求するために装飾的趣向を凝らすのではなく,それらを必要最小限まで省略する表現スタイル。
つまり、”日本を救う”ことを彼らの最上目的とし、それ以外の雑念や目的を妨げる余計な欲などを排除しているんです。
彼らは時には”死”さえも恐れず行動したし、当時大罪の脱藩をしたり、時にはプライドや見栄なども邪魔になるなら捨てました。
結果として、日本は他国の植民地にもされず、明治維新を起こして一気に近代国家になりました。あの時代の日本は、ほんとに日本が好きで日本を救いたいっていう思いを持つ人がたくさんいたんだと思います。
何か一つの目的を達成するためにも、ミニマリズムは超有効なんです!
でももちろん、その志のために常に歯を食いしばって頑張っていた、という訳ではないと思います。楽しむ時はとことん楽しんだし、風流を愛でたりもしていたそうです。
幕末志士の名言
幕末志士の名言で、ミニマリズムに通じる名言があるので紹介します…!
「これがミニマリズムか~」みたいな感じでゆるく見てくれたら嬉しいです!
大久保利通
目的を達成する為には人間対人間のうじうじした関係に沈みこんでいたら物事は進まない。そういうものを振り切って、前に進む。
勝海舟
何でも大胆にかからねばならぬ。
難しかろうが、
易しかろうが、
そんな事は考えずに、
いわゆる無我の境に入って
断行するに限る。
生死を度外視する決心が固まれば、
目前の勢いをとらえることができる。
難局に必要なことはこの決心だけだ。
桂小五郎(木戸孝允)
人の巧を取って我が拙を捨て、 人の長を取って我が短を補う。
西郷隆盛
正しい道を踏み、国とともに倒れてもよいというほどの精神がなければ、外国との交際を成し遂げることはできない。
外国の強大なことに恐れをなし縮こまり、ただ円満に事を収めることを主として、自国の真意を曲げてまで、その国のいいなりになるのなら、
軽蔑や侮りを受け、親しい交わりがかえって破れ、しまいにはその国に制圧されるに至るであろう。
人が踏み行うべき道を実践する者には困難な苦しいことはつきものであるから、
どんな難しい場面に立っても、そのことがうまくいくかどうか、その身が生きるか死ぬかといったことなどどうでもいいことなのだ。
物事をなすには上手下手があり、物によってはよくできる人、あまりできない人もある。
そのことに動揺する人もあろうが、天の道を実践するという点では上手下手もなく、できないという人もないものなのだ。
だから、ひたすら道を行い、
道を楽しみ、
もし困難に遭い、
それを乗り切ろうと思うならば、
ますますその道を実践し楽しむという心を持つがいい。
私は若い時から、困難という困難に遭って来たので、今はどのようなことに出会っても動揺することはない。
それだけは幸せである。
坂本龍馬
いったん志を抱けば、
この志にむかって事が
進捗するような手段のみをとり、
いやしくも弱気を発してはいけない。
たとえその目的が成就できなくても、
その目的への道中で死ぬべきだ。
土方歳三
一日過ぎると、その一日を忘れるようにしている。過去はもう私にとって何の意味もない
吉田松陰
かくすれば かくなるものと知りながら やむにやまれぬ大和魂
夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。
幕末の志士の言葉は力強くて大好きです(*´`)
▼ちなみに最近読んだ本で感動したのはこちら。少し漢文調で難しめですが、読んだら必ず背筋がピンと伸びます。
あの坂爪圭吾さんもオススメしてました。
- 作者: 内村鑑三,鈴木範久
- 出版社/メーカー: 岩波書店
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