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”居心地の良さ”の代名詞。建築家・中村好文さんのおすすめ本4選!

「居心地のいい暮らしがしたい、、、」

睡眠、食事などお家で過ごす時間は人生で最も長いからこそ、
こんなことを誰しも思ったことはあるのではないでしょうか。

私も常々居心地のいい住まいは?快適に暮らすには?ということを考えたり実践していたりしますが、そのヒントをたくさんもらっている建築家に中村好文さんという方がいます。

彼の本が居心地のいい住まいを作る上でとても参考になるので紹介します!

建築家・中村好文って??

(引用:CINRANET)

「中村好文」さんという建築家を知っていますか??

建築家、家具デザイナーとしても活躍し、日本大学・多摩美の教授で、
数々の著書を出版なさっている建築家です。

「ジーンズのような流行に左右されない、普段着の定番みたいな住宅や家具が理想」といった居心地のいい住まいを提唱されていて、”居心地のいい住まい=中村好文さん”というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。

中村好文さんの作る建物は、本当に居心地のいい住まいになりそう…とワクワクさせられるものばかりで、出版される本にも居心地の良さを生み出すヒントがたくさん隠れています。

建築家の書く文章と聞くと、つい「建物のことについて全然知らないから難しいんじゃないかな」というイメージを持たれる方も多いかもしれませんが、彼の書く文章は分かりやすく、内容もすっと頭に入って来やすいのでおすすめです!

今回はそんな、中村好文さんの著書でおすすめの本を4つご紹介します!!

中村好文さんのおすすめ本

1、住宅巡礼

ル・コルビュジエ、フランク・ロイド・ライト…20世紀の偉大な建築家たちの溢れるような想像力は、個人住宅でもいかんなく発揮された。家を美しく快適にするための、そして名作を名作たらしめた独創は、どこにあるのか。その答えを求めるには、住宅を訪ね、玄関ドアをノックするしかない―。カメラとスケッチブックを片手に世界各地を訪れた建築家の、旅と発見を綴った、ワクワクドキドキのフィールドノート。

私が中村好文さんを知り、好きになったきっかけの本。

中村好文さんが実際に訪れた有名建築家の名建築を、その時のストーリーとスケッチで紹介しているものです。

建物の知識がないから名建築の良さがわからない不安があったのですが、一緒に旅をしているような気分で終始ワクワクしながら読めました。

これ読んで一気に行きたい場所が増えた〜!

住宅巡礼は、これ一冊だけじゃなくて続編もあるので、合わせて読んでみてください!
▶︎住宅巡礼・続

2、住宅読本

手ざわり、台所、家具、あかり……“住宅名人”の建築家が考え抜いた「居心地のいいすまい」のための十二の条件を、約70点の写真やイラストで解説します。

この本は、普通の住宅に当たり前にある、当たり前の機能や感覚について深く考察したようなもの。

居心地のいい住まいを作るために何を大切にして、
どういう風に考えていくべきかがまとめられています。

居心地のいい部屋や家を作りたい!って人はまず絶対参考になります◎

中村好文さんの住宅に対する愛と、
人が自然体で暮らす工夫が随所に詰まっていて何回も読み直したくなる一冊。

3、建築家の住まいぶり

背伸びもせず、萎縮もせず、我慢もせず、自然体で伸び伸びと暮らしているかどうか?
本書は建築家の自邸・24軒の「すまいぶり」を訪ね歩いた訪問記である。
新築時ではなく、住み込まれ、生活の匂いが染み込んだころをあえて見計らって訪れる。
ここに中村好文の住宅観が正直にあらわれています。

暮らしの楽しみを伝えてくれる。中村好文さんの「建築家の住まいぶり」」の記事でも紹介したこの本は、色々な建築家の自邸を訪問した記録をまとめた一冊。

建築家が自分のために建てた自邸だからこそ、居心地良く快適に暮らすための工夫が随所に現れているし、個性も強めです。

4、中村好文 普通の住宅、普通の別荘

普通でちょうどいい。
人びとの身の丈に合った住み心地のよい家づくりで定評のある、建築家・家具デザイナーの中村好文氏が手掛けた住宅と別荘ほか15作品を紹介しています。〈気張りもしないし、気取りもしない。背伸びもしないし、萎縮もしない。無理もしないし、無駄もしない〉、そんな「普通のもの」をキーワードに30年にわたって住宅をつくり続けてきた中村氏初の作品集となります。カメラマンの雨宮秀也氏による家の雰囲気をそのまま収めた撮り下ろしの写真と、中村氏書き下ろしのほのぼのとしたスケッチ図面からは、それぞれの家の温かな空気が伝わってきます。

この本は、実際に中村好文さんが建てた建築を紹介している一冊。

実際に施主と相談して家を設計していく様子が美しい写真と文章で綴られています。

彼の建築は、タイトルにもあるように、ぱっと見どこにでもあるような普通の住宅なんだけど住んで生活してみると普通だからの良さ、オーソドックスだなどがらこその良さが滲み出てくるような住宅です。

家や住み方を考えるきっかけにもなるし、
無理に奇抜だったり珍しい住み方がじゃなくて、普通が一番!と思わせられます。

中村好文さんの住宅に対する愛が詰まった一冊。

中村好文さんの本から居心地よく暮らすヒントをもらおう!

今回は、数ある中村好文さんの著書から
居心地良く暮らすヒントを与えてくれる本を厳選して紹介しました。

1、住宅巡礼
2、住宅読本
3、建築家のすまいぶり
4、中村好文 普通の住宅、普通の別荘

中村好文さんは居心地の良さを追求してきた建築家なので、著書を読むと、何を大切に生きていくことが豊かなことなのか、原点に立ち返らされます。

モノを持ちたくないミニマリストでもモノが少ないままで取り入れられる事例がたくさん紹介されているのでぜひ参考にしてみてください!

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