こんにちは、ミニマリスト学生ブロガーのRINです!
よく、ミニマリストを批判する人でこんなことを言う人がいます。
「必要最低限のもので暮らすミニマリストが増えると日本の経済が回らなくなって景気が悪くなるんじゃないか」
ミニマリスト=モノを買わない人と考えると、そういう論理になってしまうかもしれないんですけど、実際はそんなことないよな〜と思ったので記事にしました!
そもそも論:ミニマリストって?
「ミニマリスト=モノを買わない人」と考えてる方がいる時点でつっこみたいところです。笑
ミニマリストのそもそもの意味を履き違えているんですよね。
ミニマリストってたしかに、持ち物は少ない人が多い。でも、それは各々の”必要最低限”。例えば、読書が好きなら、読書以外のモノは少ないけど本はたくさんある!って人もミニマリストだし、絵を描くことが好きなら画材をたくさん持ってるけどそれ以外のモノは少ない人もミニマリスト。
つまり、“自分にとっての必要最低限”を見極めている人がミニマリストです。
何か自分が突き詰めたいこと・やりたいこと・好きなことがあって、それにたくさん時間を注ぎたいという目的がある。そして、それを達成するためにそれ以外の余計なもの・無駄なモノを省いていくんです。
例えば私だったら、自分の好きなことがブログ書くこと・創造すること・海外へ行くことです。これを人生でたくさんしたいから、それ以外の余計なものー意味の無いような飲み会・時間給のバイト・掃除・心配事の多い広い家・表面だけの人間関係などを断捨離しました。
そういう余計なものを捨てていくことで、自分はどんどん身軽になる。そして行動力も増す。
個人的にはミニマリストの生き方はとても効率的だと思うんですけどね。
ミニマリストと経済の関係性
今の時代、私たちが商品を購入して消費することで経済のサイクルが回っているじゃないですか。
で、ミニマリストは必要最低限のモノだけで生活するからお金を使わないんだと人々は思う。
でも違うんです、ミニマリストもお金は使います。
ただ、お金の使いどころが違うだけ。
いわゆるステータス的な車や、なんとなくで買った服やバッグなど”とりあえずのモノ”、”見栄のためのモノ”、そんなモノは必要なくて、
自分が大好きなモノやこと、こだわりたいモノ、やりたいことを極めたい。自分の好きなものだけにお金を使いたいんです。
だから、お金の使い方が極端なんですよね。
好きなことや興味のあることにはお金をたくさん使うけど、それ以外のものにはお金を全然使わない、みたいな。笑
昔でいうステータス的な車や高級ブランドのモノなどを所有することに執着する人も減っていますし、現代の価値観も所有より体験に移行しています。
個人でみると、たしかに偏ったお金の使い方で、経済が回らないように感じるかもしれない。
でも、人によって”好き”のアンテナは違います。本が好きな人もいれば、ギターを極めるのが好きな人もいる。勉強をするのが好きな人もいれば、ゲームをするのが好きな人も。
個々人の”好き”って、絶ッ対にかぶらないんですよ。周りの人を見渡したらわかると思うんですけど、自分と好みがまったく一緒な人はこの世界にまずいません。笑
だから、色んな”好き”があることで、総合的に見れば全体にお金が回っていきます。
今までは皆が全体に少しずつお金をまわす感じだったけど、1人1人がお金を使うところが絞られていく。そしてその自分がお金を使いたいところにはドバっとお金を使う。
私も断捨離してからお金の使い方が変わりました。
今までなら、”皆がしてるから”とかで友達と遊んだ時はお揃いのモノを買ったり、そこまで好きでもないのにテーマパークによく行ったりしてたんですよ。
でも、自分の好きなもの・嫌いなものが分かったら、そういうのにはお金を使わなくなって。逆に建築巡ったり、1人で映画や舞台観に行ったり、本などにお金をかけるようになりました。
余計なモノにお金を使わなくなった分、本当に好きなことにたくさんお金を使えるので、私自身も満足しています。
色んなものにお金が回るため、バランスもよくなると思うんですよね。
ただ、「安かろう、悪かろう」のようなモノは次第に売れなくなるかもしれません。ミニマリストは、モノを断捨離する際に、モノを見る目を養っているはずですから、そう簡単に騙されません。笑
そうすると、”本当に良いもの”だけが世の中に残って、いい感じの環境が揃うはずです。
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