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こんにちは、RINですっ!
私は高校生の時に東大レベル模試というのを受けて(学校からの強制)、国語の偏差値が72でした。
東大に受かるためには、偏差値65が必要だったので、それと比べたらどれくらい高いかが分かると思います。
そんな私が、記述式評論読解を必要とする方へ向けて、評論の基本的な読み方から記述の書き方を説明したいと思います。
もちろん、この評論の解き方は、センター試験にも使えるのですが、「センター試験なんか勘で解いて高得点取れる~」という方はお帰りください。
正攻法の解き方を説明しているので!
Contents
評論文の大前提
評論文は基本的に何のために書かれているか。
そんなことを考えたことはありますか?
評論文を書く筆者は、自分が言いたい事を読んだ人に伝えるために評論文を書くのです。
だから、筆者の言いたいことは一つだけで、その言いたいことを言うために、比喩・例・比較・否定形などを用いて書き方を工夫するんです。
読者に伝わりやすくするためにね。
まずは、この前提をしっかり頭の中に入れて、評論を読む時にも筆者はこの文章で何を言おうとしているのか?と考えながら読み進めていきましょう。
筆者の言いたいことが問題になってるのでそこをチェックすることが大切です!
評論文の読み方
1.小段落に番号をうつ
まずは、段落ごとに番号をうっていきましょう。
文章の中で、一文字分下がっている所に順に数字を打っていくだけです。これは誰でもできることだと思います。
ここで段落に数字を打つ理由は、文章を読んでいく中ですぐその段落に戻ったりできるようにするためです。
2.ブロック=意味段落に分ける
入試の評論文は、基本的に2つか3つのブロックに分かれて書かれています。
よく入試問題で、傍線が引かれていたりすると思いますが、その傍線の答えは同じブロックの中に書かれていることが大半なのです。
だから、傍線の答えを探すためには、どこからどこまでに答えがあるのかわかった方が解きやすいですよね。
ちなみに、ブロックの分かれ目は、二つのポイントで見つけることができます!
①話題が変わった時
②同じ話題でも方向性が変わった時
この二つに気をつけながら、ブロック分けをしてみてください。
「さて」「ところで」などの接続語が使われているところはブロックの分かれ目になりやすいです。
最初は難しいかもしれませんが、1ヶ月もすると確実にブロックの分かれ目がわかるようになります!
評論文を解く際にチェックするポイント
1.問題提起文を探す
問題提起文とは「~はなぜだろうか」「~はどうだろうか」など疑問文で書かれている文のこと。
この問題提起文は、問題提起したまま終わることはなく、必ず答えが用意されます。
この答えがすごく重要なんです。なぜなら、筆者の言いたいことに当てはまるから。
筆者は言いたいことがある時、どうにかして相手に伝えようとします。その時に、問題提起などをして筆者に興味を持たせたり、強調したりして分かりやすくしています。
2.相同表現
相同表現とは、文章の中で同じことを繰り返して言っている部分のことです。
自分達も日常生活の中で大事なことは何回も繰り返して相手に伝えると思います。
それと同じように、筆者も自分の言いたいことを何回も繰り返して読者にアピールをしているのです。
だから、相同表現が使われている部分は筆者の言いたいことが詰まっているので、そこをチェックしましょう。
ただ、相同表現は必ずしも同じ言葉で繰り返される訳ではありません。言い方を変えて使われたりするので、それは注意してみてください!
3.対比表現
対比表現は筆者の言いたいことの説得力を強めるために使われます。
筆者の意見への反論となりそうなことを述べて、それについて筆者はこう思う、と説明することでより筆者の言いたいことの説得力が強まります。
対比表現は、接続語が使われやすいです。「しかし」「だが」「けれども」など。
対比は今までと全然言ってることが違ったりするので、ここで対比を使ってるんだな!とかはすぐに分かると思います!
4.因果関係
因果関係は、AだからB、AによってBになる、などの原因と結果の関係のことです。
この因果関係は、センター試験などの選択形式の問題で、「因果のずらし」として使われます。
つまり、選択肢の因果関係をずらして作られたりするんです。
例えば「Aはaしたことによって、Bになった。」という文章があったら、それを「aはAしたことによって、Bになった。」などとすり替えたりするんです。
受験生は結構これに引っかかりやすいです…。
だから、「~によって~。」「~だから~。」などの因果関係を見つけたら必ずチェックしましょう!
上記の読解法攻略しよう!
上記の読解法は、自分1人でしても、最初はそれが合ってるかどうか分からなかったりして、中々上手くできないと思います。
その時に、使うと良いオススメの参考書があります。
- 作者: 竹國友康
- 出版社/メーカー: 河合出版
- 発売日: 2016/06/01
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これは、解説がすごく丁寧で、読む時にどこに線を引けばいいか載っていて、どうやって筆者の言いたいことを見つけるかなどが分かりやすく解説してあり、自分の読み進め方を鍛えることができます!
解いていくうちに、解説のとおりに線を引けるようになってきて、それに伴って模試の点数も上がってくると思います!
ぜひ、実践してみてください!