お茶に始まって、お茶に終わる。
中国の人の生活と密接な関係で結びつくのが中国茶です。
今回はそんな中国茶が楽しめるところが豫園にあると聞き、お茶好きな私は「行くっきゃないでしょ!!」ということで行ってきました。
その名も、『湖心亭』。
上海最古の茶楼『湖心亭』
豫園の九曲橋の途中に佇む立派な屋根を持つ明代の茶楼、『湖心亭』。
外の喧騒とは一変して、静かなお茶屋です。優雅のお茶の時間を過ごすにはぴったりの茶楼。
一階はお茶の販売がされており、実際に茶葉を作るところを見ることもできます。高級茶なので値段は少し高め。日本語が喋れるスタッフもいました。
そして二階がお茶を飲んだりできるところになっています。窓際の席が多めなので外の景色が眺められます。
中国茶が堪能できる!
世界で最も種類が多く、中国では数千年の歴史を持つのが中国茶。
日本で茶道というお茶の作法があるように、中国茶も決まった淹れ方と作法があります。
目の前で正式な淹れ方で淹れてもらえる。
また、ポットの中でお茶が咲きほこるものもあります。最初は閉じているつぼみのようなものなのに、段々と咲いてくるんです。牡丹、菊、など好きな花を選べました。
こんな感じ!可愛くないですか!?♡
このポットの中で咲く花が可愛かったので私はこちらを注文したけれど、中国茶の淹れ方も見たかった〜!
そして、日本茶が飲む前に和菓子が出るように、中国茶も最初にちょっとしたものが出てきます。これが結構びっくりするものだった。
出てきたのは、薄い豆腐とウズラの卵。特に甘いわけではなく、いうなら昔のおばあちゃん家の懐かしい煮物の味。味がすごいしみ込んでて美味しかったですが、お茶に合うかと言われると、どうだろう。。。??
お茶は、とっても美味しかったです。お茶の香りもしっかりするし、茶楼の素敵な雰囲気がお茶の美味しさ一層引き出してくれてました。
隣の大きなポットがあって何回でもお代わりできたので、めっちゃしてました。笑
外の景色を眺めながらとっても優雅な時間が過ごせるので長居してしまいますね。
とっても幸せ。
建物は豫園にピッタリの中国建築!
明代の建物の雰囲気がそのまま残っている『湖心亭』。
風格のあるどっしりとした建築で、内側も明代の空気を感じられる素敵なお茶屋です。
豫園の喧騒とは一変して静かな店内!
建物の作りは日本建築でいうと大仏様っぽい。支えが扇状になっており、組物の形式もそんな感じだった。
椅子の形とかもいちいち可愛いんですよね。
優雅なお茶の時間を『湖心亭』で過ごそう
明代の美しい建築と、数千年の歴史を持つ中国茶を、同時に堪能できる素敵なお茶屋。
ゆっくりと落ち着いたお茶の時間を楽しめます。
豫園の喧騒に疲れたら、景色とお茶の楽しめる湖心亭にぜひ訪れて見てください‼︎
アクセス
時間:8:30~21:00
休み:なし
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