こんにちは、ミニマリスト学生ブロガーのRINです!
『【東京】建築・歴史館巡りvol.1〜行きたかったあの場所へ〜』の記事の続きです。まだ読んでない方はこちらから読んでください‼︎
3日目:面白い出会い
三日目は、午後に時間が空いていたので二つほど建築物と歴史館を見に行きました。
まずは、加賀百万石の当主、前田利為の駒場邸「旧前田家本邸和館」へ。
金沢が好きなRINとしては、金沢と色々つながる発見があって中々面白かったです。
駒場東大前駅の西口を降りて徒歩10分ほど行くと、「駒場公園」があります。
駒場公園も自然が多くて気持ちのいいところでした!
この中に前田利為の和館と洋館があります。
(洋館が工事中で入れなかったのがすごく残念…)
和館入り口↓
洋館は入れなかったのですが、和館の方に入れたのでそちらを見学。ちょうどガイドさんが説明してくださる、ということで一緒に話を聞かせてもらいました。
まずは、いつもは入れないという二階へ(ラッキー!)。
天井の作りが市松模様になってたり、外の風景を取り入れるように作られた窓だったり。
(この丸い窓、デザインが中国風なんだけど、外の風景も中国風の庭にして、まるで中国にいるような感覚になれるように作っているらしい….!!)
他にも、有名な日本画家・橋本雅邦の描かれた襖絵も真近で見ることができました。(襖絵の絵がとてもカッコイイので見るべし….!)
この和館は、戦後の連合国軍の占領政策の時にアメリカの人たちが使っていたみたいで、畳とかは少し汚くなってました。でも絶対居心地よかったんだろうなー….って考えると羨ましくなる。笑
そして一階へ。一階も素敵な空間。
一階のお座敷は、いわゆる”大広間”みたいな感じで、
合計で三十畳くらいあるらしい。
「ここで大きな前田利為たちの会議とかが行われていたのかー….」と想像してちょっとドキドキ。
本当は襖絵は全て橋本雅邦が描かれていて襖絵ごとに四季の表情を描いていたそうなんですが、一階の襖絵は金沢に展示されているらしく、、、。白い襖に取り替えられていたのは残念。
壁も布になっちゃってたんだよなー…。元のままで見たかった…!
だけど、この欄間はとても綺麗でした。一つ一つ花の模様が違くて、すごい緻密なつくり。
日本の代表的な書院造とかはそのまま残っていました。
楓の木をそのまま使った豪華な棚も。
それから、窓から見えるお庭も居心地がよかった。
お庭には川みたいなのが流れているんですが、やっぱり水の流れがある空間って落ち着きますよね!心が癒される。
縁側に座ってしばらくぼーっとしてました。
人も少なかったので、しばらくゆったりと過ごすことができてよかった
***
次に、駒場公園の隣にある「日本民藝館」ってところへ。
日本民藝館では、柳宗悦っていう人が集めた古今東西の諸工芸品が展示されています。
実は、金沢にも柳宗悦の息子・柳宗理(工業デザイナー)の「柳宗理記念デザイン研究所」っていうのがあって。そこに行ったことがあったので柳宗悦のことは知っていて、興味があったので行ってみました。
展示室は一階と二階があって、二階で白磁器の展示が期間限定でしてあります。
柳宗悦が集めた器などの展示や、朝鮮の器なども。
とりあえず個人的な感想を言うと、「白磁器美しい…….!!!!」。
すっごい綺麗でほんとお茶碗とか欲しくなりました。笑 色も好きだし、器の丸みを帯びたカタチや縁の繊細さとかすごくタイプで。
柳宗悦の息子・柳宗理のデザインした食器や工業製品とかはみたことがあって、それもカタチとか持った時の感触とかが心地いいなって思っていたんですけど、その源流がみれて嬉しかったです…!!
もちろん、他にも素敵な陶磁器や絵画もたくさんあります!
日本民藝館の建物自体も有形文化財に登録されていて、柳宗悦が作られたそう。とても落ち着く空間でした◎
三日目は金沢と東京のつながりが色濃く見えた日でした!
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最近、割と昔のモノとかなんでも興味深く見ることができるようになってきたと感じる、、。
小さい頃から親がよく展覧会とかに連れて行ってくれていたんだけど、工芸品の壺や器、昔の人の文章とか見てもなんでそれがいいかとかわかんなかったし興味もわかなかったけど最近は湧くようになってきたんだよね。
歴史を知ったり知識や教養が増えることでそういうものを見るのも一段と面白く感じられるはずだからもっと貪欲に色々学びたい。
、、、、って 旧前田利為和館で知り合った博識なおばあさんと話してて思った。笑
こんな感じ!今回はあまり行き先を決めずに適当に建築とかを見て回ったけど、結構いろんな発見とかもあって美しいものも見れて満足!
今回残念ながら見に行きたくても行けなかった建築もいくつかあったので、次回はもう一度チャレンジしたいな。
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