Simplicity.
ミニマリストのシンプルで心地のいい暮らし。
Travel・Cafe

北陸の名峰「白山」に1泊2日で登山してきました

こんにちは!RINです。

先日、日本三大名山の一つ、「白山」に家族で1泊2日で登ってきました。

2700mもの山に登ったりしたことが全然なかったので、中々キツかったですがたくさん素敵な自然に囲まれて楽しかったので、その時のことを実際の旅程とともにまとめてみます!

実際に1泊2日で登る方は参考にしてみてください!

白山とは?

岐阜・石川両県にまたがる火山。最高峰は御前峰 (ごぜんみね) の標高2702メートル。古くから信仰の対象とされ、富士山・立山 (たてやま) とともに日本三名山の一。
goo辞書より

日本三大名山の一つとして有名な、白山。
岐阜と石川県にまたがる日本アルプスで、「白山」という名前のつく花や植物なども有名です。
今回はここへ家族で登ってきました!

1日目

市ノ瀬発〜別当出合行バス

市ノ瀬から、別当出合までバスが出ているので、それで別当出合まで。
所要時間20分ほどで、割とあっという間につきます。

別当出合〜中飯場(50分)

別当出合から早速登山開始!

軽くストレッチや準備運動をして。

最初に、吊り橋を渡ります。117mもあるそうで、かなり揺れるので少し怖い人もいるかも。眼下に広がる景色も圧巻で、まだ登山は始まったばかりだけど、すでに楽しい!が溢れてた。

中飯場という休憩所までの砂防新道という道は、思ったよりも急斜面とかは無くて周りの自然を楽しみながら、写真を撮りながら登った。

中飯場が休憩所になっていて、お手洗いがあったり水を汲んだりできる。
ベンチもたくさんあるので、休憩がてら食事も◎

自分的にはまだそこまで疲れてなかったのだけれど、家族から「顔赤いよ」とすごく言われたので水汲み場の水で顔や首を冷やす。ひんやりしていて気持ちがいい。

中飯場〜甚之助避難小屋(1,5時間)

中飯場で、休憩をしたら、登山開始。
個人的に、ここの道が1日目は特にキツかった。

単調な道と結構な急斜面の道。景色がイマイチ変わらなくて、体力もかなり消耗されるのできつい。中々先の避難小屋が見えず、辛かったので妹に「なんか面白い話して〜〜」という無茶ぶりを何回もしてしまった。

そして、なんとかついた甚之助避難小屋。

甚之助避難小屋は、とても見晴らしのいい場所に位置する休憩所。お手洗いや水汲み場はもちろん、室内でゆったり休憩できる場所も用意されている。

ここの休憩場所で昼食を食べている人が多かった。
売店などはないので、自分の持ってきたおにぎりやカップ麺などを食べていた。

私もおにぎりとお菓子とかで栄養補給。あとストレッチなどをして脚をほぐす。
1時間ほど休憩して、1日目の最終目的地に向かった。

甚之助避難小屋〜南竜山荘

甚之助避難小屋から南竜山荘の道は、たくさん白山の花が咲いていたり、ゴツゴツした岩場の道でロッククライミングみたいに少しスリル感のある道だったりして、楽しく進めた。

岩場の道が個人的に結構好きで、頭を使いながら進めるのが楽しい。
どこに足を置くと登りやすいか や危なくないかを瞬時に考えながら登るのが一種のゲームみたいな感じで面白かった。

スリル感のある道って楽しいよね。

周囲には白山の名前のついた花や草木が山を彩っていて素敵だった。

南竜山荘ケビン宿泊

1日目は、南竜山荘のケビンに泊まった。

南竜山荘には、大人数で雑魚寝をするような場所と、テントをはって泊まる場所、家族とかで一部屋を借りて泊まれる場所があって。今回は一部屋を借りて宿泊。

テントとかで泊まるのも楽しそうなので今度してみたい…。

南竜山荘に着いたのは、14:00くらいだったのだけれど、疲れすぎて即爆睡。久しぶりにこんなに歩いたのと暑さで疲れきってたみたい。

夜は、17:00に夕食を食堂でいただく。
白米と味噌汁が美味しすぎた…。頑張った後の食事は美味しい。

山の中だから、お風呂やシャワーは浴びられない。
近くの水場で軽く手足を水で流したりタオルを水で濡らして体を拭くぐらいしかできなかった。

着替えは持っていくと良いかも。夜は結構冷える。

21:00とかの時点ではまだ雲が出ていて星空が見えなかったのだけれど、深夜3:00ぐらいに外へ出ると、満天の星空。

プラネタリウムで星を眺めるくらいにはたくさんの星が見えた。残念なことに写真にはおさめていないのだけれど、空も近いし、光を遮る明かりもなくて空気が澄んでいるのでびっくりするくらいたくさんの星が見える。

この星空は、ぜひいく人は見て欲しい。
テントに泊まっている人は横になりながら眺められるのでそれも格別の贅沢だと思う。

2日目

南竜山荘〜白山室堂(1時間20分)

朝は、6:00に食堂で朝食をとって、7:00には登山開始。
南竜山荘から白山室堂までのコースは、エコーラインコース、とんび岩コースなどいくつかあるのだけれど、一般的なエコーラインコースを選ぶ。

エコーラインコースは、白山室堂まで約1時間20分。
白山室堂が中々見えなくて、大変だった。

でも、途中途中に咲く花や植物がとても可愛くて、標高が上がるごとに景色も移り変わるので楽しい。

白山室堂は宿泊もできるし、売店もあったりするので結構ゆっくりできる。

白山室堂〜山頂(45分)

白山室堂からは、白山の山頂が見える。

室堂から見ると、かなりの距離があるように見えるけど、以外と近い。

標高が高いので、岩場を登る感じになる。結構急斜面。

山頂到着!神社でお参りをして、景色を眺める。

雲が眼下に広がる。こんなに高いところまで来れたのは嬉しい。

山頂には碑があって、ここでみんな写真を撮っていた。

妹は高すぎて怖がっていたが、とても見晴らしが良くて素敵◎

山頂〜白山室堂(25分)

来た道を戻る。下りはやっぱり早い。

岩場の下りを降りるのが楽しくて、家族を後ろにおいて一人で室堂まで来てしまったけれど…。

白山室堂では、お弁当を半分食べた。

白山室堂〜黒ボコ岩(10分)

ここの道は、最初が急な岩場だけれど、後半はかなりゆったりしていて平坦な道だった。
自然を楽しみながら歩くことができる。

黒ボコ岩は、大きなでかい岩があっていくつかベンチが点在する。

そこまで疲れていなかったので、軽く水分補給をして再び下山。

黒ボコ岩〜甚之助避難小屋(50分)

黒ボコ岩から甚之助避難小屋までの下山経路が一番大変かもしれなかった。

岩がゴツゴツの急斜面を下ってばかりで、少し絶壁のような部分もあるので怖い人も多そう。(個人的にはスリルがあってとても楽しかったw)

登りの人とたくさん行き違ったのだけれど、かなりみなさん疲れていた。これだけの急斜面を登るのは大変だよなあ、と。

甚之助避難小屋〜中飯場〜別当出合(2時間)

ここの下山は、合計で2時間。
甚之助避難小屋から中飯場までが1時間30分、中飯場から別当出合までが30分。

ここの帰路は、行きでも通ったところだったけど、

別当出合〜ホテルへ(帰宅)

別当出合のバス停についたら、そこから帰宅。別当出合もそこそこ標高高めの場所なので、しばらくは山道を下って。

今回は時間がなくて入れなかったけど、近くにたくさん温泉があるから、そこでゆったり汗を流して疲れをとったり食事をしたりすると良さそう◎

夜はしっかり脚をほぐしておかないと、筋肉痛になること間違いなし…。

白山登山まとめ

「人はなぜ山に登るのか?」
ー「そこに山があるからだよ」という会話を登山をする度にしてしまう。

山に登るのは嫌いではないけど、なんでこんな大変な思いをしてまで皆登るのかなあといつもつい思ってしまいます。納得いく答えとかあるのかなあ、

白山は、日本三大名山と言われているくらいには大きくて、登山中級者が登る場所だそう。
そこにこんな初心者が登ってしまったので、登山後の筋肉痛は悲惨。父は下山中腰を痛めて辛そうだったけど、無事帰れてよかった。

▼白山下山後、金沢をめぐるならぜひ
【随時更新】金沢のおすすめカフェ・喫茶店まとめ。金沢らしい粋なカフェが勢ぞろい。

▼関連記事
「スマホ持たない旅」に行ってきました!体験レポと感想