こんにちは、ミニマリスト学生ブロガーのRINです!
あまりネット上では公言していないのですが、私は建築と歴史が好きで、暇があれば建築や歴史館を見て回ります。歴史が好きなので、現代建築以外にも歴史が絡んでくる建築(昔の古代庭園や邸宅とか)をみるのも好き。
(”歴史が好き”っていうので勘違いして欲しくないのが、「○○武将かっこいい!わー!」みたいな感じじゃなくて、単純に複雑な出来事の絡まり方とか、そこに隠れる昔の人の思想や考え方を知るのが好きなんです。)
今回も東京に遊びに行った大きな理由が「建築巡りがしたい!」ってことでもありました、東京には有名建築家の作品とかもたくさんあるので…
今回の記事は、そんな東京で巡った建築と歴史館を紹介します!
すごいニッチな内容ですが笑、東京に住んでいる方でも行ったことないのに面白いスポットがたくさんあると思います‼︎
たまにはちょっと変わった場所へ行くのも色々な発見があって面白いですよ
もちろん建築巡りをしたい方にもおすすめ!
1日目:最も行きたかったあの場所へ
1日目は、あまり時間がなかったけれど、東京に来て一番行きたかった場所へ行きました。
それは、靖国神社の中にある『遊就館』ってとこ。
多分ほとんどの人が知らないと思うんですけど、ここは、天皇のために戦って亡くなった人の遺品や遺書が展示されている歴史館。
だから、戦後最も憎まれた戦争指導者の東条英機の展示もしてあるし、逆に国民的大人気の西郷隆盛は西南戦争で朝廷側に刃向かったから展示はされていません!
、、、と中々日本じゃ他にはない感じの歴史館です。
***
まずは靖国神社へ参拝。九段下駅を降りて外に出ると、もうすでにでっかい鳥居が見えます。マジでデカすぎてビビりました笑笑
そこをさらに進むと大村益次郎の像が。
「なんで大村益次郎…?」と思ったのですが、彼が戊辰戦争でなくなった者達を祀る目的で、東京招魂社(のちの靖国神社)を建設しようとした人だからって聞いて納得!(大村益次郎について知らない人はググってね)
さらに進むとまた大きな鳥居が。
本殿で参拝をして、向かって右側に遊就館があります。
勝手な印象で、靖国神社への首相参拝とかが問題になっているから、もっとジメッとした雰囲気で小さい感じなのかなって思ってましたが、真逆でした…!
通勤•通学の人の通り道になっているし、境内もからっとした雰囲気で心地よい風が流れてました。やっぱり行ってみないとわからないものですね、、
さっそく中へ。平日の午前中に行ったので全然人がいなかった、、。年配の方と外国人が多い…!
展示を見るのにも60分,90分,120分のコースがあって選べます。時間的にも余裕があったので120分のコースを選びました!
撮影禁止だったので、写真はないのですが、展示室には戦機や戦争に行った方々の血痕の残った衣服などの展示も。あとは遺書とか当時の写真も。
他の国の戦争博物館ほど過激な展示はありませんが、日本でもこんな展示していいんだ…!と思われるものもちらほら。
あと面白かったのが、「太平洋戦争」って別名「大東亜戦争」っていうんですけど、展示室の名前も「大東亜戦争1」「大東亜戦争2」とかってしてあるところが良かった。こっちの意味でちゃんと書かれてるんだ〜って感じ。
あくまで、大東亜戦争(太平洋戦争)は自存自衛のための戦争で侵略行為ではないという主張。
「上海の戦争博物館『上海淞滬抗戦記念館』に行ってきたよ!」って記事でも書いたけれど、日本人が持っている「戦争を起こした戦犯者が悪い!」っていう考え方って戦後のアメリカの占領政策による洗脳が今でも残っているからなんですよね。
たしかに敗戦の責任は彼らにあるかもしれないけれど、恐らく戦争に勝っていたら戦争指導者は英雄扱いされたと思うし、戦争開始時はみんな戦争熱に浮かされて応援してたわけだし。
祖父から聞いたんですが、開戦時は東條英機って人気があったらしくて、みんな気軽に「東條さん」って呼んでいたそう。生まれた子供の名前に”英機”って名前をつける家族も多かったらしいです。、、今じゃ全然想像できない、、笑
それから、戦闘機とかにはそんなに興味はないんですが、遊就館には戦争で使われた戦闘機の展示もたくさんしてありました。戦闘機の凄さを説明してあったり。弾丸とかもありました。(これは外の展示で、撮影可能だったところ。)
売店では、国旗シールとか戦闘機のグッズとかも販売されていました。
中々日本じゃ売ってないような戦争系の商品が販売されていました〜
2日目:邸宅巡り
二日目は、江戸川橋駅で降りて周辺の建築や歴史的建造物を巡りました。
まずは、江戸川橋駅から徒歩7分くらいのところにある「鳩山会館」へ。
戦後、公職追放を受けた鳩山一郎氏や、皆さんご存知の鳩山由紀夫氏などの鳩山家の美しい洋館です。
大正・昭和初期を代表する建築家が建てたということでも興味があったし、鳩山一郎とか有名な政治家の政治舞台となった邸宅にもすごい興味があったんですよね!
もちろん、歴史を知らなくても美しい庭園と邸宅で楽しめます。貴族のお家訪問みたいな感じ。
門をくぐると長〜い坂があって、そこを登るとようやく洋館が見えてきます。このわくわく感がいい。
入り口で券を購入。学生は400円でした。
邸宅の中は、ハトをモチーフにステンドグラスや装飾などのインテリア、バラの庭を前にゆっくりとくつろげるサンルーム、アダムスタイルの応接間、窓から見える美しい庭園、、、など見所満載。
ステンドグラス綺麗だった、、
食堂みたいなところ。
椅子も色々あって素敵!
実際に使われていた椅子などにも座ることができます。
個人的にはこの藤の椅子が座り心地が良くて気に入りました◎ちょうど背中にしっくりくる…。
また、鳩山家の記念展示室もあり、当時使っていたペンやメガネ、またとてもかっこいいタンスとかもありました。愛読書とかもみれて面白かった。
階段を上がって2階へ。
二階には、展示室ととても大きなホールのような部屋がありました。すごく綺麗で広く、窓からは庭園の様子が見えます。バラが咲いている時期は本当に
美しいんだろうな…!
また、日本で2番目に美しいらしいステンドグラスも。
庭園にも入れます。私が行った時期がバラが咲いている時期とは違ったので残念、、。
鳩山一郎氏の像も立っていました。
インスタ映えしそうなスポットもたくさんあったので、夫婦できてた方はめっちゃ写真を撮り合ってました。笑
中々見所満載で楽しめる邸宅訪問でした、、、!
***
続いて、『鳩山会館』から徒歩五分、世界的にも有名な丹下健三の建てた「東京カテドラル聖マリア大聖堂」へ。教会ですが、観光地化されているので気軽に入れます。
これがめちゃくちゃすごかった、、、!
こんな不思議な外観の建物なのですが、
でかすぎて写真に収まりきらないっていう、、。
普通に住宅地を歩いていると、大きな建物がポンって見えるんですよ。すごい大きくて立派だから、ついついみんな見上げちゃうんですけど、周りの風景に華麗に溶け込んでいるんです、自然とね。
建物の中は撮影禁止だったので写真はありませんが、内観もとても美しかった。
中に入ることでこの不思議な形の意味も発見。上から見たときに十字架の形になるようにしていたんですね、外からじゃわからなかった。
今日ここ行くかも🚶🚶💭😊
丹下健三の聖カテドラル聖マリア大聖堂。まず写真かっこいい…!荘厳さやばいですよね。
上から見たら十字架とか打ちっぱなしコンクリートから差し込む光とか素敵って言われてたから見てみたい✨こんな所で儀式?とかしたらどんな気分になるんやろー…笑 pic.twitter.com/fMtQHStepF
— RIN(凛)∞ミニマリスト学生ブロガー (@byakuran_2205) 2018年9月11日
むき出しのコンクリートが見せる有線美や、祭壇のステンドグラスから射し込む光の神々しさ、鳴り響く音楽(歌?)、などすごい心地いい空間を作り出していたので、訪れたことない人はぜひ一度は行ってみてほしい場所です!
***
そして最後は、こちらも世界的に有名な建築家、隈研吾の建てた「la kagu」というギャラリーショップへ。
「la kagu」は、新潮社の本の倉庫をリノベーションしたキュレーションストア。本、ファッション、生活雑貨、カフェ、家具など日常生活を豊かにしてくれるものを扱っています。
「今の時代は物をだましだまし使っていくことが大切。 古びた倉庫をそのまま残して使うことで、歴史を生かし、継承したい」という隈研吾建築事務所のコンセプトのもと、作られています。
外観は倉庫はそのままで、木の階段からのアプローチ。木の階段は個人的には好きです。
内観も、鉄骨や天井など倉庫をそのまま生かしたデザインで。でも置いてある商品が作り手のぬくもりを感じられるようなものだったり、カフェのあたたかみのある雰囲気が倉庫の雰囲気と融合されて落ち着いた空間になってました。
作家さんの手作りの食器や雑貨、ブックコーナー、家具などいわゆる”良いもの”が販売されてるところでした。お洒落な人が多かった…!
ただ、”良いもの”を扱っているお店だからなのか、店員さんの目が厳しくてゆっくりと商品や作品を見やすい雰囲気ではありませんでした。すごい監視している感じ、、。
二日目にみた建築はこのくらい。見すぎても頭の中が混乱しそうなのでこのくらいで終わりました。
とても面白かった!!
この後友達と合流してカレーを食べに行きました〜!美味しかったよ◎
少し長くなったので、三日目以降はまた別の記事で!!
ここまで読んでくださってありがとうございます◎
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