よし!未開の土地でスマホがないとちょっと怖いね…。
たしかに..!大丈夫かな
スマホを駅のロッカーに預けて始まった、「スマホ持たない旅」。
これをやろうと思った理由は単純で、
現代人ってスマホに依存しすぎじゃない?スマホにばかり意識向いて、、もっとリアルを大切にしようよ。
という問題提起が始まり。笑 スマホなかったらどんな旅になるのかな〜とドキドキしながら企画しました。
***
2時間前…。AM 6:23。金沢駅にて。
待ち合わせの時間になっても友達来ない、、、
(とりあえず一旦部屋に置いてきたスマホ取ってきて友達に電話してみよう)
プルルルル……。
『出ない、、、、。』
『とりあえずどこかのカフェで時間潰すか、、、。(お腹空いた)』
2時間後。
友達が夕方からバイトがある、ということで時間が足りず突如旅先を変えることになりました。
とりあえず朝ごはんをパン屋で取りながら作戦会議。
とりあえず「地図」は必須だろう、ということで地図を書き書き
今回の旅行の行程の予定はこんな感じ。
金沢駅→海みらい図書館→カフェドレヴェリー→海周辺をぶらぶら→からくり記念館→大野町散策→バスで金沢駅へ
(地図:友達A作)
地図にもあるように、海みらい図書館でバスを降りて、近くに大きな川があるらしいのでそれに沿って歩けばカフェがあり、海につき、今度は海岸沿いを沿って歩けばからくり記念館につけ、大野町周辺(カフェやお店が色々ある)をぶらぶらと歩く計画です。
スマホをロッカーに預けて、バス停に行き、「スマホ持たない旅」スタート!!
バスに乗ってから早くもやばい事態に気づいた私たち。
時計がない、、、!?
二人とも最近時計が壊れてしまっていたため、時計のないままスタート。もうこの時点でこの旅が大変になることはある程度想像はつきました。
とりあえず、まずは第一目的地の「金沢海みらい図書館」へ到着。
外観から特徴的なこの図書館は、建築としても人気が高く、世界各国からこの建物を観に訪れる方も多いそうで行く前からすごい楽しみにしてた建築なんですよね。
中は1階、2階、3階、とあり吹き抜けで繋がっているのですごい開放感のある作りでした。この丸い窓が無数にあるのですが、これ、全て大きさが異なっていたり光を取り入れるたくさんの工夫が詰まってたりするんです。
▼この建物の詳しい記事はこちらを参考に
本もね、めちゃくちゃ種類豊富に揃えてあって、羨ましい限りでした。。。こんなにたくさん本がある図書館近くに欲しかった…。
席もたくさんあったし、居心地も抜群な図書館。
しばらくぼーっと読書したりして過ごしました。
そして、その次の目的地、「カフェ ドレヴェリー」へ。倉庫を改装したカフェで、海を眺めながら食事が取れる、隠れ家的カフェ。
だけど、ここから外に出て問題が。
どっちがカフェのある方向かわからない…!!
とりあえず、海のある方向に向かって歩けばよかったのですが、その海の方向さえも曖昧で。笑
多分こっちだと思う…!
一度ここら辺に来たことがあるという友達の言葉を信じ、そっち方向に歩くことにしました(正直間違っててても面白いしいいか!って感じだった)
あれ、先の方に山が見えるよ、、、!?爆笑
え、ほんとだ…
(少し先に合った川を見て)川の流れがこっちに進んでるからあっちが海の方向やない??
なるほど、もう原始的な方法で….
多分山の方に進んでも海はあるはずないので笑、川の水の流れに沿って歩くことにしました。
(サンタクロースかわいい)
大通りに出たところで、またややこしい問題が。
友達A:多分あっちだと思う….。
RIN:(え、そっちって山が合った方向じゃない..?)え、そっちは反対じゃない?こっちでしょ。
友達A:あそこに標識があるから確認してみよう!
(標識先まで歩く)
友達A:やっぱり!〇〇公園がこっちってことはこっちが金沢市街地方面だから、私が言った方であってるよ!
RIN:あ、そうなん…?(あれ、〇〇公園って海がある方面じゃなかったっけ。まあでもこの子の方が金沢には詳しいしあってるのかな。)じゃあそっちに行こう…!
(しばらく歩いて(15分くらい)また標識を見つける)
RIN:ん…!?内灘と大野町がこっちってことはやっぱり逆方向だと思うよ!?
友達A:え、そうだっけ…?
RIN:多分…。ちょっと私にまかせてもらってもいい?(多分この子方向音痴だと思う)その前に寒いからちょっとコンビニ寄りたい。笑
(コンビニであったかいお茶を買う)
RIN:多分こっちに行けば大きい川があるはず…!ほら、あった!わーい!(川が見つかっただけで興奮w)
友達A:ほんとだ…!
RIN:これに沿って歩けばカフェがあるはず、、。もしかしたらもう通り越しちゃってるのかもしれないけど。
友達A:おお、海に出たw
RIN:ほんとだ〜海に出ちゃった〜。カフェはもう諦めるか…。とりあえず道なりに歩く?笑
友達A:うん!
結局カフェの場所はわからず仕舞いでしたが、なんとか海まではたどり着けました。
日本海側の海なので、波の威力が半端ない。
RINとしては、”浜辺”を想像していたので。こういう『立ち入り禁止』看板や堤防がある系の海とは思わなかったw
しかも風が強いし景色変わんないし、歩道がないから絶対ここ人が歩くような場所じゃないし、トラックのおじさんからは「なんでこんなところに女子大生がいるんだ!?」みたいな変な目で見られるし、寒すぎて震えるし、正直途中で弱音を吐いてしまいました。
もうやだ〜つらい帰りたい。
(この企画考えたの誰ですかwって感じだし一緒にいた友達には本当申し訳ない。)
とりあえず寒すぎるので、ジョギングしながらどこか入れるお店を探しました。本当に全くと言っていいくらいお店がなかったんだよねw
しばらく行くと次の目的地『からくり記念館』の看板発見!でもあと1,2kmもかかるそうw
またしばらく行くと、醤油倉庫を発見!昔友達が行ったという『もろみ蔵』というところへ行くことに。醤油のソフトクリームとか、座る席とかもあるらしくて楽しみ。
『もろみ蔵』、とても素敵な場所だった。
まず建物が町家をそのまま活かして使ってあるんだけど、木の温もりのある暖かさが本当に素敵で落ち着く。
「醤油ラーメン」をいただきました。さっぱりしてて美味しかった〜
この「もろみ蔵」に大野町のマップがあったんだけど、この大野町って昔ながらの町家とかが多いから、それを活かして観光地的な感じにしてるところ。
マップがあったんだけど、カフェとか手作り体験とか色々あって、普通にもう一度改めて行きたいな…!と思った場所でした。
夏とかに避暑地として訪れるのも良さそう…!
そのあとは、そろそろ時間がやばかったので、バスで帰ることに。(正直寒すぎて早く帰りたいって二人とも思っちゃってたw)
バス停↓
ジブリとかに出てきそうなレトロな感じ。
バスの本数が少なすぎて、、、out。
で、私はカメラを持って行ってて途中で気づいたのが
カメラに時計ついてるじゃん…!
でも、実はこの時計も少し時間が早かったりして、これに付随してトラブルも少々。
大野町のバスを諦めて、また「海みらい図書館前」のバス停まで戻ってきちゃいました。
帰り道、自分たちの何してるんだ感が強すぎて、二人して爆笑してました。笑 本当、自分たちが滑稽すぎるw
傘の構え方が2人ともずっとこうだった↓
帰るときもあられが降ってきたりしてそのくせ風が強いから『痛い痛い、、!!!』ってずーっと言ってました笑 この日の格好がワンピースにロングコート羽織ってたから足首ら辺にめちゃくちゃ当たってて痛かった。
途中、どこかのカフェとかに入ろうとしたんだけど、ほんっとうにカフェがない。
マジでなさすぎてびっくりしたもん。
結局、やっと見つけた「吉野家」に入りました。笑
15:00くらいに行ってさっきラーメン食べたはずなのに、またカレー食べちゃった。友達は牛丼食べてた。重いw
でもめっちゃあたたまれてなんとか震えてたの回復したからよかった、、!
そしてバスに乗って帰宅。
ロッカーからスマホをとって、「スマホ持たない旅」の終了!!
(グダグダでごめんなさいっ)
金沢駅周辺のあたたかいカフェで感想報告会をしたよ。
いや〜寒かったね。
本当、日常のありがたみがわかるよね。
「スマホ持たない旅」、どうだった?
う〜ん、面白かったw二人で寒さに耐えながら彷徨いながら歩いたのはなんだかんだ面白い思い出。笑
それね。笑 私も途中で弱音吐いちゃったw
その度にごめんなさい…。って思ってたwでもスマホなかったおかげで普段通らない道とか通って面白い建物や風景を見つけられたのはよかったな。
いや、ごめんwたしかに!私も大野港の方にあんな町家たくさんあるって知らなかった!あそこはまた行きたい!
ね!第二弾やろう!
まとめ
こんな感じで第一回目の『スマホ持たない旅』は幕を閉じました!
簡単にまとめると、色々反省点ありまくりの旅行でした。笑
- 選んだ旅先が悪かった
- 市街地ならもっと生きやすかったかも
- 雨と風と寒さの威力が半端ない
- 辺鄙で未開の土地だとスマホないと無理
- スマホのありがたみを感じた
- 日常生活のありがたみを感じた
- もっと暖かかったらよかった
- 街自体がスマホがある前提の作りになっている
- スマホに頼りすぎている自分を発見できた
- 人間として(動物として)の感覚が鈍っていた
とりあえず、一緒に行ってくれた友達には感謝です…!ありがとう!
友達と話してて、今度は場所変えて市街地に行こう!って話になったので、多分「第二弾」やります。今度はもっとましなレポができるはず◎
ここまで読んでくださってありがとうございます!
金沢は美味しいものとか素敵な建築も多いので、また色々観に行きたいところ!
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